| 近畿で初登場となります小川文緒です。よろしくお願いします。
今年の春からレッスン担当をさせていただき始めたばかりの「超」若輩者が、このような場に登場させていただき大変に恐縮しているとともに、草創塾のスタッフのみなさんってやっぱりチャレンジャーな方々の集まり?!・・・などと思っています。(すみません。)
現在私は、ローインパクトのエアロビクスクラス2本と初級者向けステップ1本を担当しています。今年のステップリーボック13Hセミナーに参加させていただいたのですが、私はそこで、「今のインストラクターは一部のデキる方々に目を向けている人が多い。けれどこれからは、入門者・初心者をドロップアウトさせないという意識を持った指導者が必要。それがひいてはフィットネスというものを広く拡げていくことにつながるんです。」という、私の「芯」ともなる大山恵美子先生の言葉に出会うのです。
さて、私のエアロとの初めて出会いは最悪で、私にとって大変惨めなものでした。初心者向きと言われて入ったクラスでサイドステップもままならず、左右は反対になり、人にはぶつかり「やっぱり、スポーツクラブという場所はこういうのが上手な人だけが来れば良いんだ・・・」と半泣きの惨めな気分で、でもスタジオを出ていく勇気もなく、ただただ時間が早く経つことだけを願っていました。が、次のクラスのインストラクターさんに声を掛けられ、「どうせ止めるんだったら話のネタにもう一つだけ受けて帰るか・・・」と思ったのが運の尽き!現在に至る訳です。そのクラスではインストラクターさんが、左右交互のVステップが出来ない私に「大丈夫!大丈夫!」とひたすら励ましながらそばにぴったりついて下さり、私も我を忘れて足を必死で動かして・・、おかげでそのレッスンが終わる頃には「私ってもしかしてエアロが出来るんじゃない?!」とコロリと人間が変わってしまっていたのです。今思えば、あの惨めだった気持ちを、たった40分のレッスンの間にどこかへ吹き飛ばし、私の中に小さな小さな自信を芽生えさせてくれたのです。
やがて私もエアロビクスに慣れていろいろなレッスン受けるようになった時、そのインストラクターさんは、昔の私のような方が来られるとやはり同じように励ましながらそばについて指導しておられ、そして他の参加者もまたそれを見守ってその間は各自でしっかり動くというクラスの雰囲気を創りあげており、さらに中級上級クラスになってもその指導の姿勢が変わっていないことに気づいた時「ああ、こんな人になりたい」「自分もこんなクラスを創ってみたい」という思いを抱くようになっていました。本当に不器用で、メンバー時代にも複雑な動きについてゆけず、レッスン中に何度も立ちつくしてしまうことを経験し、(大変恥ずかしながら)インストラクターとなった今でもセミナーなどで少しレベルが高くなってくると「アワアワ」になり、恥ずかしさで身が縮みそうなことも度々な私です。でも、だからこそ「この動きなら間に手拍子入れたら初心者(→私)でももっと分かりやすいかも?!」、などなどと発見発見発見でいつも頭と心がいっぱいになるのです。私には伝えたいこと伝えられることがある、レッスンに戸惑っている人がいたら決して置いてきぼりにしないそんなクラスを創りたい、その思いを胸にやがて曲がりなりにもインストラクターとなっていきました。
でもそこには、集客数という現実、自分の指導技術技量のなさ、易しさ分かりやすさを思う余りに、おもしろくも何ともない無味乾燥のクラスになっているのではないかという不安、自分がやろうと思っていること実は根本的に間違っているのではないかという迷い。人を助けようなんてそんなおこがましいことを考える資格が自分にあるのか?実は助けようとしているのは過去の自分であって、単に自分を癒すためにやっているのではないか?たった半年の間に様々な思いに苛まれ大揺れに揺れました。しかし、「このクラスやったらついていけるわぁ、うれしいわぁ。」とホカホカの笑顔で言っていただけた時の嬉しさ、「続けられるクラスがやっと見つかったから、ついにちゃんとしたエアロ用のシューズ買ったんですよ!ホラこれ!」と真新しいシューズを見せてくださるメンバーさんの笑顔のまぶしさ・・・。
「やっぱり私の根本は自分の望んだ姿にある」
大揺れに揺れて危うく自分を見失いそうになった私に「私の考えは間違っていない。私は私のままで良い。」と伝えてくださったトレーナーの先生、まだステップ指導の勉強中の頃にステップが怖くなってステップ台に足を乗せることすらできなくなってしまった私に「一度に欲張らない。自分は自分のなりたいインストラクターにしかなれないのだから。」と言って救ってくださったインストラクターの先生、そして冒頭の大山恵美子先生の言葉。たくさんの方々とたくさんの言葉に支えていただきながら頑張る私。
恐らく(間違いなく)かっこいいインストラクターにはなれないけれど、こんな私が心密かに(?!)目指すのは「楽しくて、しっかり体も動かせて、エアロに慣れていない人だろうが
初めての人だろうが全然OK」のクラス。「もうカンタンなクラスは卒業しちゃったんだけど、今日はちょっと楽にやりたいなと思う時に羽を休めに帰って来たくなる「お母さん」か「ふるさと」のような」クラスです。(こんなスゴイ大風呂敷を拡げてしまって、大丈夫か?私???)
レッスン数は少ないけれど、でもだからこそ心を込めて。
そしてレッスン前にいつも心に思い浮かぶ言葉があります。
「インストラクターは(メンバーさんに自分の技量を)見せつけるためにやってるんじゃない。相手のために何が出来るかが大事なんだ。」 (大山恵美子先生の言葉)
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